iOSの消去について

iOSの消去フロー

  1. IPSWのダウンロード

    消去対象端末にUSB接続をする事により自動的にApple社のサーバからIPSWのダウンロードが始まり消去がスタートします。IPSWのダウンロードは初回のみです。

    ※iOSの消去はそのデバイスの最新のOSのIPSWがダウンロードされる為、消去完了後には最新OSになりますのでご注意ください。

  2. IPSWの解凍

    消去PC内でIPSWの解凍作業が実行されます。

  3. iOSのファイル流し込み

    消去PCから消去対象端末へiOSに関わるファイルが流し込まれます。

  4. 消去

    本体端末に以下の画像が表示されます。

  5. iOSの再インストール

  6. 再起動

    以下の画面が表示されれば消去が完了です。

消去方式

iOSの消去については、3通りの消去方法があります。

  1. 本体の消去機能で消去後での消去

    [設定] → [一般] → [リセット] → [すべてのコンテンツと設定を消去]
    の後からMASAMUNE Erasureを消去する事が可能です。

  2. リカバリモードでの消去

    パスコードが分からないデバイスなどで有効です。

    参考サイト:iPhone、iPad、iPod touch をアップデート/復元できない場合(Apple.com)

  3. DFUモードでの消去

    JaileBreak(通称:脱獄)などで利用される端末操作になります。

IPSWファイルの一括削除

メニューの[ファイル] → [一時保存されているファイル(IPSWなど)を削除]から消去装置本機に一時保存されているipswファイルの削除を行う事が可能です。

ファイアウォールを利用されている企業の方へ

MASAMUNE Erasureを利用したiOSの消去はApple社との通信を利用しています。

その為、*.apple.com の 80番と443番を開けてもらう必要があります。
(*はサブドメインが変更となる可能性もあるので、アスタリスクで指定を頂ければと思います。)

参考までにですが、現在の通信仕様は以下になります。

  1. itunes.apple.com の 80番ポートで、バージョン情報(機種とIPSWのURLのリスト)を取得。
    itunes.apple.com の 443番(https)ポートへリダイレクト
  2. 取得したバージョン情報にあるURLからダウンロードが開始。
    現状、appldnld.apple.com の 80番ポートのようですが、取得するバージョン情報の記述によりますので 変化することが考えられます。

また、ダウンロード以外に、IPSWの認証の通信も行います。
これは、gs.apple.com の 443番(https)ポートとなっています。