ストレージエディション開発・発表に向けて

MASAMUNE Erasureをいつもご愛顧頂きまことに有難うございます。

スマホ用消去ソフト開発から1年半が経ちましたが、この度、ご利用頂いているお客様からご要望頂いておりました ディスク消去版である MASAMUNE Erasure Storage edition meets kirala21 が発表となります。

開発の経緯にきまして、消去エンジンを国内で10年以上も提供されて来た国内企業とアライアンスを締結。

上記の国産消去エンジンを有しながら、当社のスマートフォン用消去ソフトMobile Edition 同様にログをクラウド上にて一括管理。ハードディスクやSSDなどのFlashデバイスに対しても消去の開始から終了(中止の監視)までをクラウドで一元監視する機能はそのまま搭載されます。

MASAMUNE Erasure ストレージエディション 開発版画面

発表に先立ちまして、現在 ご利用頂いているお客様に優先トライアル版を配布させて頂いています。お気軽に当社までお問い合わせ頂ければと思います。

ストレージエディションの概要については 以下の特設サイトをご覧ください。
https://www.masamune.com/system-requirements/storage/

引き続き 純国産データ消去ソフト MASAMUNE Erasure のご愛顧をよろしくお願いいたします。

 

ノートパソコンを利用した消去作業例

iOS11.0の正式リリースとサポートについて

いつもMASAMUNE Erasure をご利用頂き有難うございます。
本日 Apple社よりiOS11が日本国内向けに配布された様です。

事前にベータ配布されたiOS11を利用し消去が出来る様 確認はしておりますが、 正式リリース時に何らかのトラブルも予想される可能性もあり、前回のiOS10.3の公開時と同様、消去作業時にIPSWの書き込みに失敗するケースが考えられます。

リモート操作ツールをインストールさせて頂いているお客様については、これらのサポートをさせて頂きますので、ご連絡を頂ければと思います。

よろしくお願いいたします。

尚、以下に現在当社で確認が出来ている、iOS初期化用のIPSWのファイル名を掲載いたします。

  • AppleTV5,3_11.0_15J381_Restore.ipsw
  • iPad_64bit_11.0_15A372_Restore.ipsw
  • iPad_64bit_TouchID_11.0_15A372_Restore.ipsw
  • iPad_64bit_TouchID_ASTC_11.0_15A372_Restore.ipsw
  • iPad_Pro_HFR_11.0_15A372_Restore.ipsw
  • iPadPro_9.7_11.0_15A372_Restore.ipsw
  • iPadPro_12.9_11.0_15A372_Restore.ipsw
  • iPhone_4.0_64bit_11.0_15A372_Restore.ipsw
  • iPhone_4.7_11.0_15A372_Restore.ipsw
  • iPhone_5.5_11.0_15A372_Restore.ipsw
  • iPhone_7_11.0_15A372_Restore.ipsw
  • iPhone_7Plus_11.0_15A372_Restore.ipsw
  • iPhone10,4_11.0_15A372_Restore.ipsw
  • iPhone10,5_11.0_15A372_Restore.ipsw
  • iPodtouch_11.0_15A372_Restore.ipsw

DFUモードからのアクティベーションロック検出について

ご利用頂いているお客様より、検知ツールの開発のご要望を頂いており諸々開発の仕様決めをしています。

現在のMASAMUNE Erasureの仕様ではアクティベーションロック(Find My iPhone)の有効無効状態を、USB接続から取得する方法があります。

今回お客様からご相談を頂いたのは、DFUモード後にIPSWを上書きした端末においてアクティベーションロックの検出が出来ないかと言う物になります。

アクティベーションロックの検知の為には、iPhoneのとペアリングが必要となります。
USB接続時に「このコンピュータを信頼しますか?」と表示されるものに、[信頼]で応答された後でしか取得できない事がわかりました。

故 DFUモードで接続された状態では、アクティベーションロックの情報は取得出来ない。
DFUモードで接続後にIPSWを書き込んで起動させても、iPhoneのセットアップを完了させないと上述のペアリングができない(「このコンピュータを信頼しますか?」が表示されない)ので、残念ながら出来ない事が分かりました。

この仕様が変更される事を望んで様々な検知ツールの方の開発に力を入れていこうと思います。

消去ソフト利用後のデータ解析結果について

更新日:2017/05/14

消去ソフト利用後のデータ解析結果について

お客様より『消去後に残留データが検出される事がないか?』を調査をして欲しいとのご要望を頂いておりました。そこで、データ復旧を専門に行っている株式会社データサルベージ社・その他データ解析の企業へ依頼を行った結果をお伝えさせて頂きます。

 

結果

今回の解析作業において、消去ソフト利用後のiOSデバイスからは個人を特定出来ると思われる有用なデータ(文字列)は検出されませんでした。

調査解析・方法

  • 論理解析
  • 物理処置解析(チップオフリカバリ)

調査方法

論理解析の場合

  1. ダミーデータ(電話帳、写真、SNS関連データ)を調査用デバイスに同期
  2. MASAMUNE Erasure のiOS端末のデフォルト消去方式 iOS Apple Erasureにて消去
  3. データ復旧ソフトを利用し、データが検出されたかの解析調査

物理処置解析の場合

  1. ダミーデータ(電話帳、写真、SNS関連データ)を調査用デバイスに同期
  2. MASAMUNE Erasure のiOS端末のデフォルト消去方式 iOS Apple Erasureにて消去
  3. iOSデバイスを解体し内部ストレージチップを取り外しての解析調査

論理調査で利用したソフト

  • コンシューマ向け データ復旧ソフト 3社
  • 捜査機関向けデジタル・フォレンジックソフト 1社

物理調査で利用したハード

  • 海外製Flash用 データリカバリ装置

調査実施期間

2017年2月6日~4月26日

以下 調査対象ハードウェアの一覧

続きを読む →

充電池の残量や充電池の健全性について

電池の劣化度を調査する事が出来ないかとご質問を頂きました。

iOS端末に限ればUSBで接続し、現在の充電量や、バッテリーの劣化度・健全性(トータル充電回数、設計値からの最大容量の減少度合いなど)が取得が可能です。
Androidは 機種依存が存在しています。
OSレベル(Androidの下位のLinuxレベル)で取れる情報が機種によって異なる為、現在の充電量(何%)などは共通に取れるのですが、バッテリーの劣化度・健全性などは取れる機種は限られてしまう様です。

導入に値するか現在検討をしています。

iOS10.3正式版への対応に向けて(途中報告)

先日正式リリースされたiOS10.3ですが、各所で文鎮化(DFUモード)の情報が報告されており、当社のソフトウェアMASAMUNE Erasureでも同様にDFUの問題を現在抱えています。

  1. 消去ツール内では消去取り込みの為のログの監視をする為に、「端末の接続チェック(メイン・全体の機能)」と「IPSWの書込み(個別端末への機能)」が並行して動作しています。その為「IPSWの書込み」処理の特定のタイミングで「端末の接続チェック」がその端末へ割り込むとDFU問題の事象となる可能性が考えられる。
  2. DFUモードからスタートしたIPSWの書込みは 問題の事象とならない為、接続チェックに割り込まれても影響しない事は確認されている。
  3. 一回目のIPSWへの書込みでDFUモードのまま終了した場合、もう一回実行する対応で回避ができる可能性がある。
    (欠点:IPSWの書込み時間が 2倍( +約5分強)掛かってしまう)

「端末の接続チェック」が、どのタイミングで割り込むと問題が発生するのかの特定を現在試みておりますので、それが特定できれば、そのタイミングで接続チェックを一旦停止するような改修を現在検討しています。

本日3月29日のアップデートbuild=105 / Library: 0.3.1-100 + 0.7.5-362r にて 上記の3 の機能を追加しました。引き続き、改善策を模索していく次第です。

MASAMUNE Erasureにおける iOSの消去について

iOSの消去について

当社のMASAMUNE Erasureでは「iOSの標準機能を利用しての消去」と「無意味なデータを上書き消去」のふた通りを用意しております。ご利用頂いている方から消去作業の高速化についてお問い合わせを頂いておりましたので 当件を筆記させて頂きます。

【速度強化】ストレージデバイスの強化

MASAMUNE ErasureのiOSの消去手法は以下になります。

① ipsw ダウンロード → ② ipsw の解凍 → ③iOSのファイル流し込み → ④ 消去

②と③を行う際にストレージデバイス(HDD や SSD)の読み込み、書き込み性能によって消去時間が変わってきます。

②についてはストレージデバイスの読み込み速度と書き込み速度。

③についてはストレージの読み込み速度、並びにUSBの書き込み転送速度。

iOSデバイスの複数台接続消去する際は、SSDなどを利用した高速デバイス(RAIDなど)導入やUSBポート、USBハブの変更などを検討をお奨めします。

【速度強化】ダウンロードの短縮(規約注意)

ipswの件についてですが、ダウンロードを短縮する事が可能です。
/usr/loca/bmdr/share/bmdr/ipsw にipswのファイルがあれば即消去作業がスタートされます。

しかしipswのファイルの複製はApple社の規約をご確認頂いた上でご利用頂き、当社では複製を推奨する物では御座いません。

保存フォルダについての箇所はスクリーンショット(Ubuntu 16.04 64bit の場合)にある通りです。

左のメニューにある左のボックス画像をクリックしていただき、開かれたエクスプローラの下から2番目の【コンピューター】から保存先(/usr/loca/bmdr/share/bmdr/ipsw)を参照する事が可能です。

参考

iOS10.3の公開にむけて

iOS10.3は現在β版でリリース版ではどうなるのかは定かではありませんが、10.3(β)のIPSWの書き込みは現状の消去ライブラリでは失敗してしまう事を確認しました。 IPSWの内部構造が変わっている為です。

10.3リリース版でも同様の状況ですが、10.3の配布が開始された段階で、iOSについては全て消去エラーになると考えられます。
(ダウンロードされるIPSWが自動的に10.3になってしまう為)

これについて、消去ライブラリの方で対応作業を進めており ほぼ完了しテストを管理しました。

可能な限り、10.3 リリース前に提供・公開できるように進めていますが 10.3 のリリースも間近と予想されるため、上のようなリスクがあることをご理解いただければと思います。

余談ですが 毎年3月にiOSの新端末がAppleからいくつか発表・発売されており、今年もあると噂されています。

新端末については、すぐに消去されることはないので、本件はそれ程緊急性は高くありませんが、新端末への対応が恐らく必要になるだろうと見込んでいます。(内部のハードウェア識別子が新しく振り当てられるため、それをコードを消去ライブラリ(コア)で判定するため。)

iPhone30台 並列消去の耐久テスト

全国にiPhone修理のフランチャイズ展開をされているリンゴ屋さん黒木社長のご厚意でiPhoneの30台並列消去の耐久テストをさせて頂きました。

第1弾は30台。第2弾は60台。最後は100台を目標。海外産のデータ消去ソフトとMade In Japanの勝負です。今回試験利用させて頂いたPCは数年前に稼働されていたノートパソコン。旧PCでもストレスなく動作出来る様に設計をしています。

試験の機会を頂きましたリンゴ屋様へ御礼を申し上げます。

 

Nexus 6Pへの対応について

ご質問を頂いておりました NEXUS 6Pの機種でOSが7以降なのですが消去対応しているかご連絡を頂きました。

他社のデータ消去ソフトでは要注意で表示される物で、当社のMASAMUNE Erasureでもエラーが表示されていました。先週中に本機をお預かりし早速解析を試みた結果、以下の内容で修正をかける予定となります。

adb経由で呼び出される端末(Android)内のパッケージ管理プログラム(pm)が例外で異常終了するため、こちらから送り込むAPKの事前アンインストール処理に失敗し、結果としてエラーとなっていた。
pmが例外で異常終了するのは「アンインストール対象がインストールされていない場合」のようです。(通常のAndroid端末は正常に「失敗ステータス」を返してくれますが、この Nexus 6P は異常終了します。)
その為、この異常終了は無視できると判断できますので、無視して継続するように修正をします。
また、この事前アンインストール処理は念のため行っているもの(こちらでテスト時に古いAPKが残っているのを避けるのが主目的)ですので、その点でも異常終了を無視しても、通常使用では影響はないと思います。

修正が完了し、他所も含めて一通り確認できましたらアップデートをご用意する予定です。