iOS10.3の公開にむけて

iOS10.3は現在β版でリリース版ではどうなるのかは定かではありませんが、10.3(β)のIPSWの書き込みは現状の消去ライブラリでは失敗してしまう事を確認しました。 IPSWの内部構造が変わっている為です。

10.3リリース版でも同様の状況ですが、10.3の配布が開始された段階で、iOSについては全て消去エラーになると考えられます。
(ダウンロードされるIPSWが自動的に10.3になってしまう為)

これについて、消去ライブラリの方で対応作業を進めており ほぼ完了しテストを管理しました。

可能な限り、10.3 リリース前に提供・公開できるように進めていますが 10.3 のリリースも間近と予想されるため、上のようなリスクがあることをご理解いただければと思います。

余談ですが 毎年3月にiOSの新端末がAppleからいくつか発表・発売されており、今年もあると噂されています。

新端末については、すぐに消去されることはないので、本件はそれ程緊急性は高くありませんが、新端末への対応が恐らく必要になるだろうと見込んでいます。(内部のハードウェア識別子が新しく振り当てられるため、それをコードを消去ライブラリ(コア)で判定するため。)